シロカの食洗機は複数モデルあるが、標準的な機能を持ち、評判もよく国内法人の家電メーカーなのでおすすめできる。だが2020年頃のモデルの一部では共振音の感想がある。

2021年3月19日金曜日

SS-M151(siroca)

生活家電、キッチン家電では実績のあるシロカ

シロカといえばホームベーカリーや電気圧力鍋等キッチン家電を中心にちょっと洗練されたモデルを投入している新興メーカー。デザイン的には、白か黒系統のモデルが多いので、一部の家電好きなら知っているブランドではある。

 そんなシロカの食器洗い乾燥機は複数モデルあり、2021年時点での現行モデルはSS-M151。それ以前のモデルはPDW-5Dで、主要な違いはタイマーがPDW-5Dが2時間・4時間しかないのに対して、SS-M151は1時間から6時間の1時間単位設定であることくらい。あとは標準価格まですべて2機種のカタログスペックは同じなので、そうなると購買するにあたって気にするのはタイマーをどう思うか、くらいの差でしかない。

SS-M151、PDW-5Dともほぼ外観も同じ。ちょっと気になるのはシロカの場合扉の取っ手部分はやや華奢で、店頭で操作したところ開けづらいというか、筆者個人の感想としては、少したわむ感じがあった。できれば、量販店の店頭で確認しておいたほうがいいだろう。まあネットでそれを指摘している人もほとんどいないので、実際には破損するなどはなく、問題にならないレベルと思われるが。

Amazonレビューでいくつか見られる右側面の共振。隠れた特定ロットの問題があるかも

SS-M151は、楽天やYahoo!ショッピング等を見ていると気づかないある問題を抱えていたようだ。Amazonの感想のみに見られるものだが、右側面の共振音がひどい場合がいくつかあるようだ。Amazonのレビューには動画があげられ、さらに複数人から同様な報告が寄せられていたから、ないとはいいがたいだろう。でもたぶんすべてのロットがそうではないと思われる(満足されている方のほうが圧倒的に多いから)。また、そうなったらなったで、自分でできる共振対策(後日当サイトでもUP予定)を行えば、なんとかなる。

ただAmazonでのこれらの問題報告に対して、メーカーも返信を寄せたりしていないため、今大丈夫なのか心配になる(し、この問題がなければ筆者もSS-M151にしていた)。公式な発言がないだけに、不安が残るため、購買に踏み切れない人も多いだろう。メーカーのお問い合わせフォームに「現在のロットではAmazonで言われている右側面の轟音共振等はないのか」「あるいはあった場合は交換対応してくれるのか」などを問い合わせてから買うなどしたほうが安心かもしれないです。


次モデル等が出れば、それらの問題は解決する可能性が高いと考えられます。