アイリスオーヤマの工事不要タイプ「かんたん置くだけ食洗機」

食器洗い乾燥機　ISHT-5000 

品番：ISHT-5000 

必要な水：5リットル（付属カップ3杯）

2スプレーアーム・自動乾燥（ヒーターなし・送風乾燥のみ）

乾燥時電気代：自称1か月あたり約658円（標準モードドライキープ1時間）時に測定。電気料金目安27円/ｋWで算出。

水の節約：手洗い35Lとして食器乾燥機の場合約5L。

菌の減少率99％以上（試験は1種類の菌のみで実施/試験成績書発行日：2019年10月28日）。試験機関：（一財）日本食品分析センター

食器想定：15点　約2-3人用

（例：大皿2点・中皿2点・小皿2点・小鉢2点・茶わん2点・汁椀2点・コップなど3点・小物（はし・スプーン類））※目安　※はしやスプーンをまとめて洗える小物入れつき

ローラー出し入れ：ローラーつきのかごなので、器の出し入れがスムーズ

お手入れ：ノズル・フィルターは取り外し清掃可能

多彩なコース：標準(1h30min）・念入り(2h10min）・お急ぎ(39min）・ソフト(1h45min）

シンク以外でも利用できる：排水にバケツ利用可能のためキッチンに余裕がなくても設置できる

サイズ：高さ43.5㎝×横幅42㎝×奥行44.5㎝

電源：ＡＣ１００Ｖ（５０Ｈｚ/６０Ｈｚ兼用）

定格消費電力：512Ｗ／526Ｗ

質量：13Ｋｇ（本体・かご・小物入れ）

電源コード：2m

タンク容量：約5L

洗浄方式：回転ノズル噴射式

すすぎ方式：ためすすぎ

乾燥方式：送風乾燥

専用洗剤の標準使用量　約6g

付属品　かご・小物入れ・排水ホース・給水カップ

基本的にシロカやアイリスオーヤマなどの各社はベースの構成は同じで、見た目何が省かれていたり追加されているかでしかありません。

アイリスオーヤマの前面に窓がないのが特徴的なISHT-5000の場合、まずタンク式で工事不要ですが、→逆に言えば水道から直接給水できて楽々な「分岐水栓」に対応していないということです。付属のカップからタンクに３回水を汲んで入れる作業が苦でなければOK、苦ならやめておけというところです。

また前面に窓がないことで、たとえばノズルアームが回転していない、洗剤が入っていない、ラックから食器が落下して下のアームが止まった、などの内側が見られないトラブルに気づきづらいという問題があります。→逆に窓がなくてよい点は、窓があるものより窓ぶんのコストが下がるので安いということ、さらに窓のあるものと比べて、音のうるささが若干収まる（感覚的に）という点です。窓が必要な人のことも考え、アイリスオーヤマには窓ありタイプも用意されていますので、アイリスオーヤマに上記のような問題点があってもアイリスオーヤマ製品をあきらめる必要はないといえます。

ただし、分岐水栓にはアイリスオーヤマの他の窓ありタイプも対応していませんので、どうしても給水が楽な分岐水栓でとなると別のメーカーを選択することになります。サイズは大きくなりますが、Panasonic、AQUAは分岐水栓のみ。サンコー、AINX、Siroca、MOOSOO、MYCはタンクと分岐水栓の両対応となります。（MYCはさらに、バケツからのくみ上げにも対応します）。

同じタンク式オンリーは、ジェイム、東芝などとなりますので、同じような仕様の中での比較はしやすいかもしれないですね。あとは、他と比較していくのであれば、こちらは乾燥が送風乾燥のみのタイプのため、温風乾燥じゃないといやかどうか、あるいはタイマー等の有無等程度かと思います。

とにかく安いものを買いたい、でもそこそこの国内企業販売のものをという方には、当商品がおすすめです（生産は大半の会社は国外委託ですので、メーカーの設定する不良率以外の違いはあまりないと思います）。消耗で買い替えする前提での数年間で使い捨ててもいいかなというくらいで行くと不満も出ないかなと。

なお、アイリスオーヤマ製品は、家電店よりもホームセンタールートのほうが強い印象があります。実機を見たい場合、お近くにホームセンターがある場合は、そちらに行かれることをおすすめします。あと、ネットでも特価になっているケースがよく見受けられますので、価格変動をチェックしておくとお安く購入できるかもしれません。ただ、最安のものだと壊れるのが怖いという方は、延長保証付きのものに入っておくと、わりと良いかと思います。